2007年07月31日

CG(植物編)

今回は植物。

木は3DCGの中でも特に扱いが難しいと思います。
建物に寄りそう木のリアリティと抽象の度合いで、建物の見え方が変わってくるのではないかと思うほど大事だと思ってます。
簡単な木だと2Dを回転させて擬似的に3次元の木として見せるような木もあります。そういった木は葉の付き方や枝振りが不自然です。逆にリアルにしようとすると、非常にデータとして重くなって実用的では無かったりします。

一般的には建物をレンダリングした後、画像処理ソフト上で樹木の切り抜きを貼り付けることが多いようですが、とてもきれいな木を貼り付けることができる反面、困ったこともおきます。というのは真上からのぞき込むような場合には3次元的なふくらみがありませんし、影が不自然になります。影は気にしないという方向もありますが、ライトアップしたいときに、光の広がりが得られません。

木の切り抜きだと常にリアルな絵になってしまいますが、ここは建物の表現したいレベルに応じて抽象度をコントロールしたいところです。

というわけで、ほどほどにリアルな3次元の木でありながら、表現のコントロールがしやすくて、レンダリングもさくさくできるような木が欲しくなります。
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建物の色合いに応じて木の葉の色や影を濃くしてやるとバランスがとれそうです。


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もうちょっと葉っぱの密度が濃い木。
葉っぱの付き方がちょっと嘘っぽいけど、何種類かの木を混ぜて密生させるときには良いかもしれません。
3-1.jpg
この木はだいぶ自然に見えます。
葉っぱを白くした物も一緒にレンダリング。
車と同様、場合によっては使い分けができそうです。

6-1.jpg

070730-1.jpg

公園風に何本も置いてみました・・・、が葉っぱが細かすぎて何が何だかよくわからないことに。
こういう場合は色があった方がいいかもしれません。
影はとっても繊細に落ちています。
さすがにこれはレンダリング時間がかかります。
1,2本置くようなときに使うタイプの木かなという感じがします。

4-1.jpg
芝生というか雑草。
これを一面に生やすような使い方はしないと思いますが、いろいろ使い道があるような気がします。

7-1.jpg

室内に鉢植えを置いてみました。
壁にテクスチャーを細かく貼ってみました。
開口部にサッシを付ければもうちょっと雰囲気でたかもしれません。
外がグレーになっていますが、本当は水平線があります。
ソフトの設定で床と空を一体化させて、グレーの範囲を選択しやすくしてあります。
グレーの範囲を切り抜いて、外の風景を張り込むことができます。

10.jpg
石積みの外壁の前に生える小さな木。
なんだか不思議で繊細な感じになりました。
木の足下には芝生を生やしていますが、芝生を全面にばらまかないで一部だけ使うと、これはこれできれいだな、と思います。木の陰がシャープに出ていますが、芝生が一面にあるとこういう感じになりません。

テクスチャーを貼ると、リアリティーが出てきますが、こういった美しさにおぼれると表現したいポイントから離れてしまう可能性があるので、慎重さが必要だなと思います。





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posted by rio at 01:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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