2007年08月12日

CG(コンター編)

今回はコンター編です。

コンターというのは等高線のことです。正確には contour line です。
しかし、敷地の周辺の建物なども一緒に作り込むので、おおざっぱですが、コンターと言えば敷地模型のことを指すことが多いように思います。
住宅レベルでこのような模型を作ることはあまりありません。
崖地や、地形に特徴がある場合など、高低差を考慮して検討する時には作ります。
また、山に作る場合や公共建築といった規模が大きいコンペなどでも作ります。

模型で高低差を表現する場合には、私のやり方ですが・・・
1:等高線の入った図面を2枚用意します。
2:それぞれを奇数組と偶数組に分けて印を付けます。
3:スチレンボードなどにそれぞれ貼り付け、印を付けた線に沿って切っていきます。
4:それぞれ幅が半分ずつかぶっているので、奇数組と偶数組を交互に重ねていきます。
5:スタイロフォームを切り出した物を下に入れ、所定の高さになるように調整します。

・・・その後側面を塞いだり、何かと手間のかかるがコンター模型です。
体積を一番とってしまう模型ですから、CGでどのように処理できるか検討してみました。
070812-1.jpg
まずはじめは、模型を作るようにCGで作ってみました。等高線だというのに、ラインの高さ指定を間違えて、一部大きな段差になってしまっていますが、模型に比べてなかなかいい精度です。模型だとこういう最終画像をこのレベルで作るのは結構大変です。

070812-2.jpg
こうなってくるとCGの本領と言った感じです。
カクカクしたポリゴンで作成後、それらをなめらかにつなぐ処理をしました。

070812-3.jpg

もうちょっと等高線の密度を上げて拡大しました。
建物が乗っていないので、変な感じですが、なめらかな凹凸感が出てます。
070812-4.jpg
レンダリングの仕方はたくさんあるのですが、このようなポリゴンの辺だけを表示するようなシンプルなレンダリングもできます。これはこれで一つの表現として楽しいですが、地面はこのレンダリングで、建物はリアルに表示する、といった表現が欲しいところです。

070812-6.jpg
試行錯誤の末、地面にマス目のようにテクスチャーを貼ることで解決しました。

070812-7.jpg
近くで見ると案外ぼこぼこ、カクカクしています。
全体を透明素材で作った車が、敷地になじんでいます。
ガラス自体が何重にも重なって、光が完全には透過していませんが、
さらりと置かれている感じになっています。
070812-9.jpg
以前コンペで作った街のトレース図面を元に立体化してみました。
このぐらい作り込むと、街らしくなります。
こうやって周辺を白く作って、真ん中にある程度作り込んだ作品を配置します。


070812-.jpg
真上からレンダリング。
周辺と提案物の関係を示すダイアグラムに使えるかもしれません。

また、建物だけでなく緑など配置して延々と拡大していけば、
実際の街の雰囲気や活気を伝えてくれるような地図になりそうです。
子供が街を探検したくなるような地図があったら素敵ですよね。





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posted by rio at 19:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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