プロジェクトにおいて、
プロジェクトの決裁者と内容の決定者(設計者)の間に人が入れば入るほど「作品」は濁っていく。
オリンピックなど規模が大きいプロジェクトほど濁りまくりではないかと想像できる。
総額がふくれあがるほど、人が群がり間に入ってくる。
各自が各自にとって有益なように動くため、作品の方向性がぶれてしまうのだ。
そんな中で「作品」を追求するのは至難の業だ。
言ってみれば、大量の絵の具が溶けた水をかき分けながら、透明な水を作り出すようなものだ。
そこをさらに選り分け、「美味しい水」を目指さないといけないわけだから、ハードルは相当高い。
もしプロジェクトを成功に導きたいと思ったら、決裁者と設計者は直接やりとりすべき。
ピュアにプロジェクトが成功する確率が最も高い。