埼玉の工場計画を進めている。
半年以上かかって、ようやく基本設計が終わり、実施設計に突入した。
ゴールデンウィーク明けからボーリング調査を開始することになり、調査位置や進め方の確認を含め、現地立会い。
あいにくの曇天だが、雨が降っていないのが幸い。
2年ほど土地を放置していた関係で草が伸び放題なのと、2〜3m程の盛り土による高低差があり、
このままだとボーリングの機械を搬入・設置が出来ないため、ショベルカーで草ごと表土を均し、重機搬入の経路を確保する。
土地は約10000u。
外周には全て擁壁を設置した上に、大小含めて5つの建物が建つことから、
外周には全て擁壁を設置した上に、大小含めて5つの建物が建つことから、
ボーリングとスェーデン式サウンディング試験を組み合わせて、きめ細かな調査を行う。
これだけ面積があると調査を始めて、試験結果が出てくるのに40日以上かかる。
(調査会社の人と作業者との位置確認の打合せ)
詳しく地盤性状を調べたいからと言って、無制限に調査するわけにはいかない。
そこで、地盤調査会社と構造家を交えて検討し、
調査を進めながら省けるところは省き、増やすべき所は増やすなど、柔軟に対応する方法を採用する。
予算の枠組みの中で最大限の知見が得られるよう慎重に進める。
予算の枠組みの中で最大限の知見が得られるよう慎重に進める。