HPに Flowing をupしました。
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茨城県の120,000uの工場群の一つを改装しました。
2014年06月21日
2014年06月04日
埼玉の工場計画:現場記録01
2012年の7月から埼玉の工場計画がスタートしました。長い道のりでしたが、もう2ヶ月ほどで完成します。今までを振り返りつつ、プロセスを少しずつ辿ってみたいと思います。この工場は創業50年を経過した段ボールの2次加工工場です。段ボールの原板を仕入れ、それに様々な加工や印刷をします。例えば引っ越しする時、折りたたまれた段ボールを3次元的に広げたり、曲げたりしながら箱が完成するでしょう?原板を加工して、組み立て可能な商品としての箱を加工する工場なのです。創業してから絶え間なく進化し続け、ある種の完成された体系をもっておられます。人材だけでなく、加工機械、営業ルート、管理プロセス、・・・社長を始め、スタッフが一丸となって熱心に取り組む、大変活気のある会社さんだと思っています。ただ、時間には逆らえず工場の老朽化が・・・。というわけで工場の建て替え計画が持ち上がりました。最初の話はきわめて難易度の高いお話で、この土地で「工場の操業を一切止めることなく」増築を何回か繰り返しながら徐々に全体を新築にしていくという壮大なお話でした。敷地面積約3500uに対して、既に建っている建物の面積は約1800u。半分ぐらいは土地があるとはいっても、緑地や駐車場、荷物の搬出入スペースなど、建物以外でも多くのスペースが取られています。さあ、どうしたものか?と試行錯誤の日々が続きました。つづく
2014年06月02日
太子堂アパートメント 竣工写真
(Photo : Ishii Atelier 写真の無断転載・使用はご遠慮ください。)2011年10月に竣工した太子堂のアパート1棟と建売住宅3棟です。
敷地内に道路を引き込み、4分割して計画しました。
左側の建物がアパートです。この建物は4層の床を持っているのですが、法的には2階建てです。
各階にロフトがついているのです。三軒茶屋駅から徒歩5分ぐらいの所なので、立地条件が良いです。
部屋面積は小さいですが、一定のニーズがあるはず、という狙いの元で計画されました。2階はこんな感じです。
下の階をLDK的に使い、ロフトで寝るような使い方になると思います。ロフトは法的には小屋裏収納という名称になるわけですが、通常は下階の床面積の1/2以下しか取れません。
しかし、さらに広く使えるように敢えてクローゼットを作らないで、吹き抜け内で服を掛けられるようにしました。
つまり床面積にカウントされないわけです。
一人で住むので、下階にいる時は見上げはあまり気にならないはずです。下階から見上げたところ一人用のソファとテーブル、テレビを置けるようなぎりぎりの広さですが、
1.5層分の天井高が取れていて、開放感は確保されています。奥行きは狭く、横に長く、天井高が高い。
普段あまり体験することのない、独特の広さ感があります。
「狭小地」故に生まれた新たな開放感というべきでしょうか。ペット可の賃貸なので,階段下にペット用の足洗い場を設けています。この土地に対して4棟をセットで計画しないと、採算が合わないという計算になったとのことで、
さりとて、なかなかうまくプランが成り立たない、ということでお客様がお困りでした。
しかし何とか四棟分を計画出来ました。高層マンションの裏手なので、日当たりなど、部屋としての環境条件が特に良いわけではないです。
しかし都心へのアクセスという意味での立地の良さと、ちょっと変わった空間のおもしろさや開放性が気に入れば、
都心への拠点としてはありではないでしょうか。------------------------------------------------------------------------------------------------------------------弊社では土地の活用でお悩みの方に、新たな解決案を御提案します。
様々な条件下でさらに付加価値や、魅力を盛り込みたいとお考えのお客様の相談にも乗ります。ご検討の際は是非弊社にお声がけください。
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